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「健康・医療」のまちづくり
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産学官民共創

北大阪健康医療都市(健都)を中心とした「総合健康産業都市拠点」では、オープンイノベーションの推進による”健康・医療クラスターの形成”とまちぐるみでの健康増進・地域活性化による”健康・医療のまちづくりの実現”を推進力の両輪とし、展開された研究活動の推進を通じて得られる成果に基づいて創出した新事業を、効率的に住民や社会に還元して新たなライフスタイルが創造できること目指しています。
この地に集い・関わり、行き交う人々や、この地を取り巻く産学官民の関係者の、連携・調整を図りながら、共に創造した新たな価値を実用化・社会実装することを強力に推進しています。

健康・医療クラスター形成/健康・医療のまちづくり 推進体制

北大阪健康医療都市(健都)における国立循環器病研究センターや医薬基盤・国立健康・栄養研究所を中心とした、健康・医療のクラスター形成を推進することを目的として設置されています。

  • 北大阪健康医療医療都市(健都)参画会議[事務局:吹田市]

北大阪健康医療都市(健都)のまちづくりや地域経営において、①健都の認知度向上に向けた取組みや②健都の価値やブランド⼒を⾼める景観形成などについて、集積機関や地権者が情報共有し、意⾒交換をする場として設置されています。
※2023年8月に「北大阪健康医療医療都市(健都)連絡調整会議」から会議名称が変更されました。

  • 北大阪健康医療都市(健都)共創推進協議会[事務局:健都共創推進機構]

北大阪健康・医療都市で展開される産学連携によるオープンイノベーションの推進と市民・地域の連携をつなぐ仕組みとして、2023年の設置を企画しています。共創プラットフォームの確立を目的に展開された「健都共創フォーラム」を包含する予定の協議会です。

健都共創フォーラム

健康・医療のまちづくりの推進に沿った地域医療のあり方などについての検討する場として設置されています。(吹田、摂津、両市の三師会など地域医療関係者を中心とした会議であるが、設置時の目的がおおむね達成されたことから、必要に応じて不定期で開催する取扱いとなっています。)

オープンイノベーションと市民・地域をつなぐ仕組み(共創プラットフォーム)の確立に向けて立ち上がり、テーマごとに研究会を設け、新たな健康・医療関連の製品・サービスを生み出し社会実装に繋げる試行的な取組みに産学官民一体となって挑戦しています。

2022(令和4)年度までの活動展開

共創フォーラム 研究会の進め方と実証事業

~2022年度(令和4年度)までの「健都共創フォーラム(セミナー・研究会)」の活動

第4回健都共創フォーラム

2024(令和6)年3月8日に第4回健都共創フォーラムを開催(ハイブリッド(対面+オンライン)開催)、参加者: 144名

第3回健都共創フォーラム

2023(令和5)年3月30日に第3回健都共創フォーラムを開催(オンライン開催)、参加者: 119名

第2回健都共創フォーラム

2021(令和3)年7月5日に第2回健都共創フォーラムを開催(オンライン開催)、参加者: 137名

第1回・第2回健都共創フォーラムでの発表や参加者アンケートの結果を踏まえ、四つの研究会を立ち上げ活動を展開

運動マネージメント研究会

令和4(2022)年 10月22日 運動習慣化に関する検討「健康遊具で健康づくりと仲間づくり」実施

令和4(2022)年 02月16日 ワーキング <第2回>

令和4(2022)年 02月04日 ワーキング <第1回>

令和3(2021)年 08月30日 研究会(参加者85名)

オーラルヘルス研究会

令和4(2022)年 09月27日 「オーラルフレイル改善PFキックオフミーティング」実施

令和4(2022)年 03月02日 ワーキング <第2回>

令和4(2022)年 02月24日 ワーキング <第1回>

令和3(2021)年 09月14日 研究会(参加者79名)

医療のエコ活動研究会

令和4(2022)年 11月20日 実証検討「人生会議『ライフトークプロジェクト』」実施

令和4(2022)年 09月10日 実証検討「若者の朝食摂取行動変容『世界の朝食展』」実施

令和4(2022)年 06月02日 ワーキング<地域実証検討に向けた>

令和4(2022)年 04月07日 ワーキング<地域実証検討に向けた>

まちかど保健室研究会

令和4(2023)年 02月02日 「認知機能/認知症を課題としたキックオフミーティング」実施

令和4(2022)年 12月22日 ワーキング <地域実証検討に向けた>

第1回健都共創フォーラム

令和3(2021)年5月25日に第1回健都共創フォーラムを開催(オンライン開催)、参加者: 202名

地域実証プロジェクト

【実証プロジェクト/実証事業とは】

実地に適用可能な段階にある健康・医療に関わる技術・システム・制度などを試験し、その有効性や経済性などを確認・検証/実証すること

なぜ地域の皆様に参加・参画いただいて実証・検証する必要があるのか?

健康、休養、栄養、運動など、ヘルスケア・健康科学や生活科学分野の製品・サービスについては、研究や開発段階で、実験動物、細胞、モデル実験系などで、効果や安全性などが充分検討されていますが

これら製品やサービスを利用・活用するのは”人”!

安全性などが充分確認された上で、実際に人が使用・体験することにより、本当に役に立つものなのか?、充分な有用性があるものなのか?などを確認・実証する段階が、実用化し、健康生活に実装するために必須と考えられています。

「地域実証事業」の実施に当たっての手順(概要)

実証プロジェクト 相談・問い合わせ受付中

健都ヘルスサポーター制度

健都ヘルスサポーターとは

市民の声を健康・医療に関わる新製品・サービスの開発と連携させる双方向システムとして、2022(令和4)年3月19日に始動した仕組みです。

【健都ヘルスサポーター】

LINE公式アカウントで「友だち」追加し、「会員規約」に同意することで会員登録できます。登録後は、新しい健康製品・サービスについての実証試験案内・参加申込み情報、健康関連イベントや学術情報の配信、関連するイベント・アクションや実証試験への参加でポイントの獲得、あるいは、新しい健康製品・サービスのへの意見発信なども可能です。

「健都ヘルスサポーター」LINE公式アカウントについて

健康、休養、栄養、運動など、ヘルスケア・健康科学や生活科学分野の製品・サービスに関連する多様な情報に触れることができる。研究機関・企業が開発する新製品・サービス等が本当に役に立つものなのか?、有用性の高いものなのか?といったことを実証・検証すること(地域実証事業)に参加できる。さらには健康に関するニーズや提案を提供していただくことも可能。

登録のためのQRコードはこちらです!

登録方法を動画で説明しています

関連機関の産学官民共創に関する取組み

共創の場形成支援プログラム

国立循環器病研究センターを代表機関として15参画機関と共同で応募した産学官民連携プロジェクトが、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム(バイオ分野・本格型)」に採択されました。

この産学官民連携プロジェクトは、現在大きな社会的問題となっている難治性心血管疾患・難治性がん・認知症・新興再興ウイルス感染症を克服できるレジリエントな社会を実現するため、健都において、住民参加型バイオコミュニティの形成を目指すものです。

詳しくは、以下の画像から「世界モデルとなる自律成長型人材・技術を育む総合健康産業都市拠点」ホームページをご覧ください。

国立循環器病研究センター(NCVC) x 吹田市/摂津市 

健都における健康・医療のまちづくりは、ハード整備も概ね完了し、国循をはじめとした健都関係者等が連携しながら具体的なサービスを創出していく段階に移行しています。今後、国循が進める循環器病予防の取組と自治体の施策を有機的に連携させ、健康・医療のまちづくりの更なる推進につなげていくため、以下のような連携を行っています。

データヘルスの推進

全国トップレベルにある本市の平均寿命・健康寿命の更なる延伸を目指し、北大阪健康医療都市(健都)に集積する健康医療関連企業・国立循環器病研究センターをはじめとする研究機関との連携により、データヘルスの取組を推進していきます。

具体的には、生涯にわたる健康・医療情報の切れ目のない利活用をめざし、国立循環器病研究センター等と連携して、以下のプロジェクトを進めています。そこで得られた研究成果は、個人が使用するスマホ等を通じて還元します。

◆ 健都循環器病予防プロジェクト(令和2年11月開始)

国循による30年にわたるコホート研究(吹田研究)で開発された2つのリスクスコア(心筋梗塞、心房細動)とBNP(心不全マーカー)を市の健診で実装し、リスク別スクリーニングや吹田研究による知見を踏まえた保 健指導を行い、国循・地域医療機関との連携の下で健診情報等を活用します。今後は、予後データ(KDBデータ等)の分析により介入効果を検証予定です。

◆ 子供と保護者の健康支援プロジェクト

  • 市が既に保有する乳幼児健診と学校健診の情報を抽出・突合の上、一体的に分析することで、健康課題の見える化(学齢期の体格は乳幼児期の生活習慣や親の養育不安が関連している等)を図りました。(令和3年6月開始)
  • 市のモデル地域において子供の生活習慣病予防を目的とした血圧測定や血液検査を新規で実施し、今後開発する健康支援アプリを通じて、市保有の健診情報等と還元しながら、それらを活用して子どもと保護者の生活習慣の改善を促します(令和4年7月開始)。
  • 健診結果や予防接種の記録など母子健康手帳の機能に加え、国循作成の「からだもこころも健やかに過ごす10のポイント」を取り入れた親子健康応援アプリ“すいろぐ”を通して、生涯を通じた健康づくりの基礎となる健やかな生活習慣の形成を子供の頃から支援します。(令和5年3月開始)

親子健康応援アプリ“すいろぐ”(吹田市ホームページ)

◆ 吹田研究AI解析/吹田研究NEXT(令和3年7月開始)

吹田研究で蓄積された健診データのAI解析や心不全と認知症に係る国循の新コホート研究(吹田研究NEXT)を実施し、イノベーションを促進することで新たな知見の獲得を目指すとともに、上記2つのプロジェクトの中で得られた知見の実装を目指します。

令和2年10月23日健都循環器病予防プロジェクト協定書締結調印式

国循、吹田市、一般社団法人吹田市医師会は、吹田市民の心不全予防のために共同事業に取り組み、市民への新しい健康アドバイスをおこなっていきながら、心不全の予後因子に関する長期追跡研究をスタートすることとし、その為の覚書を締結しました。

(後藤圭二 吹田市長、川西克幸 吹田市医師会長、小川久雄 理事長、小久保喜弘 健診部医長)※当時

吹田フレイル予防ネット

【現状】

  • 脳卒中は、わが国における要介護原因疾患の首位であり、脳卒中後の後遺症軽減、社会復帰の促進は重要な課題です。
  • 近年、虚血性脳卒中患者に対する急性期再灌流療法の進歩は目覚ましく、患者転帰は改善し、急性脳卒中患者の約半数例が自宅退院となっています。
  • 一方、自宅退院後、患者は入院中に認識しなかった後遺症に気づき、脳卒中の再発だけでなく、転倒や活動性の低下、社会からの孤立、抑鬱、誤嚥性肺炎等の合併症の危険性が高くなります。
  • 脳卒中患者の心肺持久力は、性・年齢を一致させた健常人に比べて50%低下しており、脳卒中後の筋力低下が活動性低下に繋がることも指摘されています。
  • 急性期治療後、自宅退院となった脳卒中患者に対しては、日常生活自立度が高いため、社会復帰のための在宅支援システムは整備されていません。

【目的】

急性脳卒中発症後、自宅退院となった患者に対して、「吹田フレイル予防ネット」を用いた地域連携システムの構築が、退院3ヶ月後の活動量、筋力、QOLの向上に繋がるのかを明らかにします。

【最終目標】

患者とその家族に対して、患者の療養に関連した医療、福祉、社会資源を効果的に繋げて活用できるしくみをつくり、健康寿命の延伸に役立てます。

詳しくは吹田市ホームページをご覧ください。
吹田フレイル予防ネット
   

令和3年10月29日吹田フレイル予防ネット覚書締結式

国循、吹田市は、吹田フレイル予防ネットの為の覚書を締結しました。

(後藤圭二 吹田市長、大津欣也 理事長、横田千晶 脳血管リハビリテーション科医長)

国立循環器病研究センター(NCVC)

サイエンスカフェ

かるしおプロジェクト

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)

周辺自治体

親子健康応援アプリ“すいろぐ”(吹田市)

健都イノベーションパーク

健康・医療関連企業・研究機関等との共創

国立健康・栄養研究所のほか、健康関連企業等が入居可能な賃貸ラボや小規模・時間単位から借りられるシェアラボなどを整備した産学連携拠点施設、健都イノベーションパークNKビルが令和4年4月に稼働しました。

(参考)北大阪健康医療都市に「健都イノベーションパークNKビル」が竣工

健都イノベーションパーク進出企業には、他にも、ニプロ株式会社、エア・ウォーター株式会社などがあり、今後さらに健都内外の企業との共創が期待されています。

周辺大学との連携、人材連携

吹田市と摂津市には、大阪大学や関西大学など6つの大学があり、約45,000人の学生が住んでいます。

吹田市内又は摂津市内にキャンパスを有する大学・大学院  ※( )は、学部構成

  • 千里金蘭大学(生活科学部、看護学部)
  • 大阪大学 (医学部、歯学部、薬学部、工学部など)
  • 関西大学 (法学部、人間健康学部、システム理工学部、化学生命工学部、工学部など)
  • 大阪学院大学 (商学部、経営学部、経済学部、法学部など)
  • 大和大学(教育学部、保健医療学部、政治経済学部、情報学部、理工学部、社会学部)
  • 大阪人間科学大学(人間科学部)

大学・研究機関が持つ豊富な人材・情報・技術・施設などを活かし、市民・産業・行政とのネットワークによるまちづくりを進めています。地域との共生をめざす大学と、歴史・文化が息づき都市機能と自然が調和するまちづくりをめざす吹田市が、歴史的・文化的資源の活用や知的・人的資源の交流を行うことで、産業・教育・文化・まちづくりなどの分野で地域連携を推進することを目的に周辺自治体と大学は協定を結んでいます。

各種支援制度、優遇制度

健都イノベーションパーク進出に当たっての優遇制度等は、【健都イノベーションパーク進出の支援策】を御覧ください。(以下の画像をクリックしても表示します)。

※制度の活用、支援措置の適用には条件があります。詳しくは各機関の担当部署へお問合せください。

健都イノベーションパーク進出支援策に関するお問合せ窓口
吹田市 健康医療部 健康まちづくり室(健都イノベーションパーク担当) TEL:06-6384-2614
摂津市保健福祉部 保健福祉課 TEL:06-6383-1386

吹田市他で進める多世代居住型健康スマートタウン「Suita SST」

北大阪健康医療都市(健都)との相互連携により、Suita SSTでも地域全体の価値向上に繋がる取り組みを推進しています。