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産学官の集積による健康まちづくり

医薬基盤・健康・栄養研究所

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
理事長 中村 祐輔

(はじめに)

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 理事長の中村祐輔です。当法人は平成27年に独立行政法人医薬基盤研究所と国立健康・栄養研究所が統合して生まれた研究機関です。私は大阪大学医学部卒業後に外科医の道へ進み、様々な病院で勤務しておりましたが、その際に若い患者の方ががんで亡くなるのを目の当たりにし、がんの発症原因を解明し、より多くの患者を救いたいという想いから遺伝子研究を行う基礎研究者となりました。その後、アメリカや東京でゲノムの研究を経て、令和3年4月より当研究所の理事長に任命され、地元である大阪に戻って参りました。当研究所で病と闘う方々やそのご家族の願いに応えられるように、日々挑戦を続けていきたいと考えております。

(当研究所について)

当研究所は、国の研究機関としての存在意義に立ち、民間企業が取り組みにくい難治性疾患・希少疾患を対象にした研究開発や、最先端な創薬技術を創造するメディカルサイエンスから栄養と食生活、身体活動に関するヘルスサイエンスの領域融合について力を注いでおります。このような取組の中で、「個別最適化」をキーワードとして、食事や運動を通した健康維持・増進についても、病気となった場合の治療薬についても一人一人に合わせた最適な指導と医療の提供を行うことが時代のニーズであり、このような「個別最適化」の求めに応じる研究とその社会還元を進めていきます。

(大阪・健都への移転について)

令和4年度には、東京にありました国立健康・栄養研究所が健都に移転し、すでに大阪・彩都にあります医薬基盤研究所とともに、地域と連携を深め、健康寿命を延ばすプロジェクトに取り組む基盤が整いました。地域イノベーション創出の可能性や研究成果を健都にも還元できるよう取り組んで参ります。我が国のメディカルサイエンス、ヘルスサイエンスのさらなる発展と、健康長寿の延伸に貢献できるよう一層の努力を続けて、関係機関と一緒に健都を盛り上げて、大阪が再び、日本の「天下の台所」と呼ばれるような活気を取り戻し、日本中そして世界中の人々に希望を与えるような研究を行っていきたいと考えておりますので、皆さまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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