摂津市
摂津市長 嶋野浩一朗
本市と吹田市にまたがる北大阪健康医療都市(健都)に、令和元年7月、吹田市の藤白台から国立循環器病研究センターが、令和5年3月、東京の新宿区から国立健康・栄養研究所が移転して来られました。同時に健康・医療に関する企業の集積も始まり、国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)の形成が進んでいるところです。
摂津市域においては、駅と近接する「都市型居住ゾーン」と防災機能を備えた「明和池公園」、医療及び健康関連企業等の研究施設が進出するための用地である「健都イノベーションパーク」からなる「千里丘新町(せんりおかしんまち)」が誕生し、平成28年春にまちびらきをいたしました。
「都市型居住ゾーン」、「明和池公園」では様々な創意と工夫を凝らすことで子どもから高齢者までが、安心して豊かに暮らすことができる住環境の形成がなされております。
「健都イノベーションパーク」では国内外を問わず、健康・医療関連の企業・研究機関の誘致を進めており、企業進出も徐々に進み、健康・医療のまちづくりが活性化してきております。
摂津市では国立循環器病研究センターと「循環器病の予防に向けた取組の推進」を目的に、国立健康・栄養研究所とは「市民の健康増進への取組の推進」を目的にそれぞれと連携協定を締結しており、今後さらなる健康・医療のまちづくりにつながる取組を進めてまいります。これらの研究機関や吹田市、進出企業、そして市民の皆様と健都を中心としたフィールドにおいて「産学官民連携」の取組を推し進めることで、市民の生活習慣の改善はもとより新たなライフスタイルを定着させ、健康寿命の延伸を実現してまいります。
今後も当ポータルサイトを通じて健都のまちづくりについて情報を発信してまいります。
市民の皆様におかれましては、本市の進める健康づくりに関する健都の今後の取組に対するご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。